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題名を見ただけで、プッ!と吹いてしまう本、めっけました。「明るく楽しい SM入門」。SMって、どこかでネクラで変態なものと思いこんでいましたから、「明るく楽しい」の、健康・幸せフレーバーには、虚をつかれてしまいます。でも、先入観っていけないのですね。読んでみて、自れの無知さに恥ずかしくなりました。穴があったら入りたい。ムチがあったら打たれたい!はしがきから引用しますと「考えてみてほしい。下等な動物達のセックスには、SMなどとうい高尚なものはないのだ。この地球上で、SMできるのは人間しかいないのである。ヘンな劣等感を持たないで、正々堂々と”アッカルイSM”を目指そうではないか」。まさに、目からウロコでした。内容は、きわめてまじめで、SMビギナーズのために、手とり足とり教えてくれるマナー集。恋人を調教する方法から拘束術、ホテル活用法まで。中でも、5人の有名調教師さんのお言葉には、感服させらます。余談になりますが、以前SMホテルの写真を見ていたら、おどろおどろしい責め具の端に、習字の筆がちょこんとあるのを見つけたことがあります。まさしく、明るく楽しいSMです、ね。
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