ぼくの大好きな作家たち
ぼくの大好きな作家たち 吉行淳之介
New 女の動物園 吉行淳之介 装幀・挿絵|風間完 スポーツニッポン新聞社 1968 初版 状態 経年並 order number: WK_Y005 price: \800- 一年前に別れたあの女は、もしかするとキツネではなかったか、どうもそうらしい、たしかにそうだ、という気がしてくることもある。その反対に、動物園に行ってみると、檻の中にたくさんの女がいる。 A子がいる、B子がいる、C子がいる、たくさんいる。(あとがきより)
New すれすれ探訪 吉行淳之介 装丁・カット|小島功 東都書房 1960 初版 状態 カバー傷み 経年劣化 札跡 order number: WK_Y004 price: \800- すれすれという作品の一種の、材料箱ともいえるのである。(あとがきより)
吉行淳之介対談浮世草子 吉行淳之介 絵師|伊佐雄治 三笠書房 1971 初版 状態 函傷み ハードカバースレ order number: WK_Y003 price: \1,600- 「さて、このもとになった対談は、昭和四十年の十月から、週刊「アサヒ芸能」に四年あまりにわたって連載されたものである。「人間再発見」という鹿爪らしい傍題がついているが、要するにいろいろな人に出席してもらってワイダンをしよう。それを便所の落書風でない。味のある話をしようという意図である。」跋より その中から対談相手を、四十八人抜粋し、いろは歌と絵をつけた一冊です。
すれすれ 吉行淳之介著 カラー挿絵・風間完 広済堂 カラー小説新書 1969 第5刷 状態 カバー少シミ跡 経年並 order number: WK_Y002 price: \2,500- ハンカチタクシー開業の主人公が、千差万別の女体を探ろうと一念発起。男女の消える旅館や、光の集落地帯、路次の暗闇に出没し、いつしか薄桃色の霧の中に誘い込む。その艶麗な場面と行文は著者の独断場である。(カバーより) ハンカチタクシーとは、自家用車を使ったモグリのタクシーのこと。料金は安く、景品にハンカチをくれたことからそう呼ばれたようです。ハンカチはタクシーの営業ではないことの言い逃れ。風間完の挿絵には、そこはかとない趣があります。
カラー版 秘蔵の本 禁話コレクション 吉行淳之介著 イラスト・長尾みのる 河出ベストセラーズ 1968 22版 状態 カバ少裂け シミ ヤケ order number: 3_K86w price: sold out 精選された”エロチシズム”のエキス。今宵、コクのある話を密かに盗み読む愉しみ。単調な夜の豪華な快楽である。(カバーより)
ネコ・ロマンチスム 吉行淳之介編 青銅社 1983 初版 状態 経年並 order number: WK_Y001 price: \2,500- ネコをテーマにしたアンソロジーです。 梶井基次郎/愛撫、倉橋由美子/恋人同士、金井恵美子/海のスフィンクス、星新一/ネコ、宮沢賢治/猫の事務所、別役実/猫貸し屋、小松左京/猫の首、芥川龍之介/お富の貞操、谷崎潤一郎/ドリス、吉田知子/猫、萩原朔太郎/猫町、吉行淳之介/猫踏んじゃった