終末から 創刊号ー第6号
 筑摩書房 1973/6 - 1974/4
状態 シミ、ヤケ、角折れ等
   5号 中割れ、頁が離れています   
order number : Magazine-K001
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表紙目次イラスト 1・2号 東君平 君平ファンとしては、このまま君平でいってほしかったけど、
雑誌タイトルからすれば、3号以降の味戸ケイコの方がしっくりきています。
 

創刊号の特集は、破壊学入門 野坂昭如構成。 この号以降も野坂的な世界感が、よく現れます。
折込付録に、なんと8頁分長さ1mの豪華絢爛長尺絵巻 横尾忠則の「千年王国」」(画像状態は悪いですがUPしておきました)付

2号 特集 破滅を前にこう生きる
 この号にも豪華絢爛長尺絵巻 林静一の「光夢恋」が付いています 
 
3号 特集 破滅か、変革か、・・・
 グラビアには、歌謡曲の歌詞にイラストを合わせた「終末歌情」 
 林静一は、黛じゅん「恋のハレルヤ」 片山健は、辺見まり「経験」 他に、つげ忠男、滝田ゆう、南伸坊、馬場のぼる等が描いています 
 このあたりの企画は、「話の特集」的ですが、曲やイラストレーターのチョイスが違うようです。

4号 特集 青春のいま・・・・
   グラビア 天賦典式に沿って 土方巽 麿赤児他
 

5号 特集 私からはじまる反乱 
  グラビアは、井上ひさしの歌詞に絵をつけた「井上ひさし歌集」
  12曲を
佐々木マキと馬場のぼるが描いています。
  佐々木マキの「ひょっこりひょうたん島」が、たまりません。

6号 特集 さよならを日本に そろそろ別の生き方を

 
連載には、井上ひさしの「吉里吉里人」が、1982年に単行本化されたものの原石のような状態で書かれています。そして、驚くことに挿絵がなんと佐々木マキ!
赤瀬川原平の「虚虚実実実話櫻画報」も、いつもの如く面白いです。

なお、「終末から」は、この後3号続き、9号で終刊となりました。