神々の物語

アイヌ語のカムイという言葉は、広く神・神様・魔などと訳されているけれでも、語り手の人々の話からは少し説明が不足であるといえる。要約すれば、生身の人間がたち向かうことのできない一群、すなわち人なみ以上の力量や能力のある陸海獣・毒草・妖怪・自然現象それに病気や死者などもそれに含まれる。また最高の敬称として用いられるが、日常人への悪口やののしりにも使われる。単にカムイといえば北海道ではヒグマを指すが、樺太ではアザラシを指すほか、北海道の一部ではチョウザメをいい、樺太南部の日本海側ではトドをいう。
       

チピヤ カムイ ー神々の物語ー
 手島圭三郎/絵 四宅ヤエ/語り 藤村久和/文
 福武書店 1990 3刷 
状態 カバ欠 経年並
order number: PB-Te001
price: ¥1,500-

ーチピヤ カムイについてー
オオジシキを北海道のアイヌ語でチピヤといい、時によっては。カムイ(神)やトノ(殿)を加えて敬称とします。その名称はズビヤク、ズビヤクという鳴き声に由来し、その声は畑や牧場・草地に自分の縄張りを主張し、あわせて求愛のために昼夜の別なく鳴く声なのです。空の一点から急降下するときには、尾羽の一部を両脇に張り出し、まるでジェット機の一部が墜落したかと思うほどのすさまじい音を立てます。これは巣や縄張りに侵入するものへの威嚇音ですが、アイヌの人々は雷さんと音を競っていると考えていました。(解説より抜粋)

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イソボ カムイ ー神々の物語ー
 手島圭三郎/絵 四宅ヤエ/語り 藤村久和/文
 福武書店 1989 2刷 
状態 カバ欠 経年並
order number: PB-Te002
price: ¥1,500-

ーイソポカムイについてー
北海道東部ではウサギのことを一般に「イソポ」といいます。「獲物の(中でも)ちいちゃいの」という意味です。食物の少ない冬を過ごす人にとって、ウサギはとても身近で大切な動物でした。(中略)また、ウサギの神さまは病気、特に風邪の神様に強いといわれるところから、長い耳は干して子ども達がかぶる帽子の房飾りにつけ、手足も干してまとめて玄関にぶら下げてお守りにします。そうしたウサギの神様も、人間が感謝の心で対応しない場合には人の命を奪う恐ろしい神さまに変身します。ですから敬意をこめてイソポカムイ(ウサギの神さま)というのです。(解説より抜粋)

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エタペ カムイ ー神々の物語ー
 手島圭三郎/絵 四宅ヤエ/語り 藤村久和/文
 福武書店 1990 初版 
状態 カバ欠 手書き価格  並
order number: PB-Te003
price: ¥1,500-

ーエタペ カムイについてー
エタペはトドの名前であって、敬うときにはエタペ カムイという。山岳の神がヒグマであったのに対して、海洋の神が、この物語のようにトドであったようである。ほかに海洋の神はシャチで、海王はカメといわれている。(中略)人が生活する上で欠かすことのできないものの範囲に、トドが含まれており、食用の肉や獣脂のほか、衣服や寝具、紐としての毛皮、ガラスの代用品としての大腸、脂入れの胃袋、膀胱、医療具や針としてのヒゲなど、まるで捨てるところがない利用度が高い動物であった。(解説より抜粋)

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カムイ チカ ー神々の物語ー
 手島圭三郎/絵 四宅ヤエ/語り 藤村久和/文
 福武書店 1990 4刷 
状態 カバ欠 経年並
order number: PB-Te004
price: ¥1,500-

ーカムイ チカ についてー
北海道でもっとも大きな鳥と呼ばれているシマフクロウを、アイスの人たちは、鳥の王、神なる鳥と考えました、カムイ チカというアイヌ語は、神の鳥という意味で、このシマフクロウのことです。シマフクロウは夜間に河をのぼってくるサケやマスをえさにしますが、爪からはずれたサケやマスは、河原いちめんに散乱します。人々は、それを神のめぐみとして受けとったのです。(解説より抜粋)

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ケマコネ カムイ ー神々の物語ー
 手島圭三郎/絵 四宅ヤエ/語り 藤村久和/文
 福武書店 1985 初版 
状態 カバ欠 経年並 
order number: PB-Te005
price: ¥1,500-

ーケマコネ カムイ についてー
キタキツネには、今回絵本の題名になったケマコネ カムイという名前があります。これは足の軽い神様という意味で、似たような呼び名にケマトウナシクル(足の早いお方)という言い方があります。どちらも身軽で自由に大地を駆けめぐる様が想像されます。(中略)また、神としての重要な仕事として、何事か人間に災いが及びそうになるのを事前に察知し、丘陵に先端で声高く鳴いて人にそれを告知する任務を持っています。人間はその鳴き声を聞き分けて、災いの襲う前に充分な対策を立てることができるわけです。(解説より抜粋)

 

神々の物語

 
       

ふぶきのとり
 手島圭三郎/絵 ・文
 福武書店 1989初版 
状態 カバ欠 経年並 
order number: PB-Te006
price: ¥1,500-

ふぶきのなかをとぶ、大きな白いとりがいます。雪を降らすふぶきのとりです…。

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ふゆのうま
 手島圭三郎/絵 ・文
 ベネッセ 1995 3刷 
状態 カバ欠 経年並 
order number: PB-Te007
price: ¥2,000-

かれはのしょうじょは、ふゆのうまをやさしくなでてやりました。さあ、ゆきましょう、たかいたかい、そらのなかに。

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