サンデー毎日
昭和四年六月三十日号
大阪毎日新聞社
状態 ヤケ 傷み大
order number :M017-H
price:\3,500
今から80年以上前、昭和四年発行の古い古い「サンデー毎日」をめっけちゃいました。実は、ただ古いだけではないんです。
この表紙を見て、ピンときた方は、かなりの小津映画通です!
これは、小津安二郎監督のサイレント映画「大学は出たけれど」の中で
失業中の主人公が妻に問い詰められ、読んでいた雑誌「サンデー毎日」の表紙を指し、毎日が日曜日で出勤するあてがないというギャグに使われた同じ号なんです。
このシーンは、サイレントであることを逆手にとったモンタージュとしてよく知られていますが、表紙まで憶えている方は、多くないのではないでしょうか。
さすが、80年以上前の雑誌で、しかもザラ紙であるため、ダメージは激しいのですが、それがかえって、古い映画を上映したときのフィルムの傷みと同じように、得がたい趣き醸しだしています。
また、中を見てみると、記事や広告に、映画が製作されたころの風俗を知る資料としても貴重なものです。
わが国が誇る巨匠・小津安二郎監督の名シーンに使われた同じ号の「サンデー毎日」。今では探してもなかなか見つけることができないと思います。 小津映画研究家や小津映画マニアの方なら、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。
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