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再入荷 『モチモチの木』 三日月版(旧版) 斉藤隆介作 滝平二郎絵 1974 第22刷 岩崎書店 状態 カバー欠 傷みシミ 経年による劣化があります order number: M021-K price: 3,300- 大ロングセラー絵本の中に「めっけ本」をめっけちゃいました。 その絵本は『モチモチの木』 読んだことがある方も多いのではないでしょうか。 それで、どこが「めっけ本」なのか。 下の段の画像のきりえをご覧ください。 あれ? と思われた方、きっと幼い頃 滝平さんのきりえに夢中になった方でしょう。 実は、現在流通されている版の月は、画像のように ”三日月”ではなく”二十日の月”になっているんです。 このお話が小学校の教科書に載ったとき、ある教諭の方から 「丑三つ時に三日月が上がるのはおかしい」と指摘があり 1977年版(初版1971年)から ”二十日の月”に変更になったそうです。 確かに真夜中、怖がり少年豆太がじさまのために ふもとの村まで医者をよびに、泣きながら駆け下りていく向こうに か細く”三日月”が輝いています。 一度この”三日月”を見てしまうと、太った”二十日の月”は・・・・ 野暮ですよね。 科学か、心情か、悩ましい問題です。 調べてみると、朝日新聞に 「幻のきりえ見つかる『モチモチの木』の原画」という記事がありました。 画家滝平は、描きなおしが不本意で、立腹して原画を捨てようとしたが奥さんが止め、現在まで残っていた。という記事がありました。 参考 レファレンス協同データベース 「幻の原画見つかる」 ブック・アサヒ・コム(削除されました) 前の本へ 次の本へ |